このブログを電子書籍化して短篇集として出版しました
このブログに過去掲載した短篇小説を加筆・再編集して電子書籍化して、KindleストアとGoogle Playブックスで個人出版しました。
収録作品は「苦悩の告白」「京都の冬」「ホタル」「眠る女生徒」「欺瞞」「泥濘」の全六篇です。
なんでブログに一度載せたものを電子書籍にしたのかというと、自分の文章にブログ以外の新しい読み方を提供したかったからです。
もともと書籍に見た目を近づけようとしてブログのテーマを縦書きにしてみたりしていますが、縦書きで読むにはPCで、しかも対応ブラウザで見る必要があります。それに――他の人もそうかわかりませんが――PCで長文を読んでいるとなんだか気が散って文章に集中できないんですよね。青空文庫なんかもPCでがっつり読む気にはならない。長文はせめてKindleとかiPhoneで読みたい。
特に最近はだんだん長めの小説も書いてみたいと思いつつ、長くなればなるほど誰も読まないだろうなぁという葛藤で意図的に文章を削ったりしていました。
そういうわけで、ブログという形式を離れて電子書籍にしてみようと思ったわけです。
ただ、単純にEPUB形式にするだけだと面白くないので再度読み返して編集・加筆しています。あと無駄にふりがなつけたりとか。
収益はまったく期待していませんが、自分の文章が無料と自身で値付けしてしまうのも負けた気がするので九十九円で。読みたい方はご購入ください。
Kindleや、スマートフォンのKindleアプリで本を読む人はこちらから。「苦悩の告白」で検索しても出てきます。
- 作者: 深町英太郎
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
Google Playから購入される方はこちらから。
https://play.google.com/store/books/details?id=bwprAwAAQBAJ
また、このとき出版したときに必要だったこともエントリにまとめました。個人の電子書籍出版に興味がある方はどうぞご覧ください。